入院中に考えたこと~これからの所信表明~

たまには、趣向を変えて映画以外の、それもエッセイ的に書いてみるのもいいだろう。

年末年始頃から、(あるいはもっと前から。原因不明なので詳しくは分からない。)色々なやるべきこと(そのうちの一つは後述する。)が重なりよく休めずにいた。夜は寝つきが悪い、嘔吐もあった、あまり外に出ないのも良くなかった。それらが体に堪えたのか、持病が悪化して、手術するためについ先日入院した。(因みに流行りのコ○ナではない。)

入院とは言っても、一泊二日だ。実は、この手術を受けるのは3回目で、かなり慣れている。入院経験の中では割合、豊富なうちに入るのではないだろうか。であるからまず、私の短い日数ではあるものの、自身の入院経験を元に、手術前に心がけておいた方が良い一つのことを記しておきたい。

手術前には、絶対に寝ないことだ。これは病状にもよるし、即手術する方などには関係のない話だが、手術前に時間がある場合、非常に大切なことだ。一度でも入院を経験された方などはお分かりになるだろうが、入院中、特に手術後は、麻酔の関係で動きがかなり制限される。そうなると、背中辺りが物凄く痛くなるのだ。私は最初そのことを全く予想しておらず、手術前に時間もあるし、睡眠不足でもあったしで、寝てしまっていた。こうなると手術後が最悪で、ただでさえ手術前に寝ていて、固定された姿勢だったのに、それがまた続いてしまうのだから大変だ。ということで、これから入院される方は気をつけていただきたい。

そして、病院にいるとき、ひいては病気そのものについて考えたことがある。病は気からとはよく言うが、かなり的を得ているのではないか、と思っている。これは、プラトンの『国家』でも述べられているが(記憶が曖昧なので違っていたら申し訳ない。)「そもそも病人って、薬飲みすぎだし、病人自身が病気だと思い込んでるから、病人になるのでは?」といったような主張がなされている。実際、入院中も4人部屋の中で過ごすのだが、周りの方も辛そうで、そういった陰気な雰囲気がこちらにも乗り移り、あぁ自分は病気なのだなぁと思い込んでしまう。(これは、入院でなくとも、病院にいれば感じることではないだろうか。)かのビルエヴァンスの生き方が「ゆっくりと時間をかけた自殺」と評されたように、生きることとは、ある種の自殺でもあると思っている。これと反対に、

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レミの「さようならいつだって~♪生きることは闘いさ~♪だからまた今日も~♪また歩きだそう~♪」があり、生きることは闘いだとも思うのだが。

大脱線した話を戻すと、精神的なものを強く保つことこそが、私は健康の秘訣だと思っている。これは最近の教訓だ。そんな教訓をもっていても、今回殺られてしまったわけだが。

そんな私が、殺られてしまったのには理由がある。

今、『夜の目覚め』というイラスト小説を創っている。イラストは私が描かかないので、共同作業だ。これが、中々の難航っぷりでもう大変だ。

▼冒頭のワンシーン。(イラスト:知徹 (@chitetsu123) | Twitter)
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共同作業のため、執筆と並行してのイメージの擦り合わせにてんてこ舞いになってしまっている。お互いイメージが固まっていないため、進まない。とはいえ、ここまで苦労して創っているのだから、酷いものにはならないだろうと思っている。色々とプロモーションの方も考えていたのだが、そっちは正直分からない。本の形にはします。コミケには申し込み済みなので、当選したらそれにも必ず出ます。しかし、これにしても、かなり長めのプロモーションの様なものなのだが。

今の体制を若干見直しつつ、取り敢えず今は、どんな形であれ、何としても『夜の目覚め』を完成させる。

(詳しい情報は順次こちらでも発信してまいります。)